世界を歩き、旅の足跡となる無数の写真で紡いで作られる巨大な地図がモチーフとなる作品『Dioramamap』シリーズで知られる写真家・西野壮平氏が、日本橋三越(コンテンポラリー・ギャラリー)で新作『東海道』を発表しました。
歌川広重で知られる東海道五十三次の道のりを、東京・日本橋から京都・三条大橋まで徒歩で歩き撮影された今作は、世界でも貴重な古典的な技法をもつ、便利堂・コロタイプ印刷によって、和紙に鮮やかで奥深いプリントで再現されています。それを34メートルの絵巻物として仕上げられた完成品は、誰も見たことのない圧巻の作品です。
SOHEI NISHINO http://soheinishino.net/
西野氏の最新作『東海道』制作の過程を記録した動画を制作させていただきました。
※本作は展示期間中、会場で展示上映されていたものです。
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